宮島のお土産物屋さん
やまむら商店 店番便り
店主の山村ゆう子です。
11月27日美和桜酒造さんにお邪魔しました
この日、「生酛(きもと)造り」を見学させて頂きました。
蒸したお米と麹と水をあわせたもの
すりつぶします
唄にあわせて作業します
この作業を もとすり といいます。
これを朝、昼、夕方の3回行います。
体験させて頂きました(右ね)
結構 重労働で、腕の力より腰を入れするとあまり疲れないです。
朝の1回目が一番大変
ほのかに栗のような風味です
酛摺りから1週間たったもの。
40日ほどかけてお世話をし「酒母」というものになります。
酒母に水、麹、蒸したお米を加えて
発酵させてお酒を造ります。
杜氏の金尾さん
唄は杜氏が唄いますもとすりを行うお酒を
生酛造り
といいます。
江戸時代主流の造り方です。
蔵にいるお酒を造る菌を取り込み育てるために必要な作業です。
明治に入り、科学の力で
もとすり作業をしなくてもお酒ができる方法がわかりました。
速醸といわれる造りで、今の主流となっています。
でも、生酛造りは今も受け継がれています。
美和桜さんでは
このお酒になります
酒屋さんや飲み屋さんで
生酛造りのお酒をみつけたら
ぜひ試しに呑んでみてくださいね。
私も旅先で見かけたらいつも
買っちゃいます(^^)
インスタグラムに動画をアップしました。
杜氏の唄もきけますよ♥
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